2019年7月から放送開始となった、アニメ「彼方のアストラ」第11話を見ましたので感想です。
※この記事はアニメのネタバレを含むためご注意下さい。
アリエスの正体
前回、遂に刺客がシャルスだったことが判明。
正体はヴィクシア王政地区の王様「ノア・ヴィクス」のクローン。
しかも、シャルスについては元々自分がクローンだというのを知っていた上、
将来王様の器となるように言い聞かされて育ったという、他のメンバーとは違う状況です。
子供の頃から人のために死ぬことを運命づけられて生きているとか、
どんな感覚なのやらさっぱり分からないですね。
シャルスは、城から出ることは出来ないものの、
世の中の情報を仕入れることは出来たと。
シャルスが生物に興味を持つようになったのは、そこからだそうです。
王様の器になるように育てられていたとはいえ、
他の人間の思想なんかも簡単に取り入れられそうですけども。
王様の言う事はぜったーい、なもんなんでしょうかね。
シャルスが17歳になった時にゲノム管理法が成立して、
王様から抹殺計画に刺客として入り込むよう言い渡されたと。
ずっと襲われていた謎の球体を出す装置は、
ヴィクシアに伝え残されてきたものだそうな。
え、この時のためにこの装置を残してきたんですか?
他に使い道ありますか?
ちなみに、前にシャルスが語っていた過去話は嘘の話だったらしい。
ほんとか?
カナタはそんなシャルスに対して、
自分たちが仲間であると思っているように信じております。
カナタは今まで2回球体を引っ込めたことを理由にしましたが、
シャルスによると、球体を引っ込めた理由はアリエスを巻き込まないため。
なんやかんやアリエスに対する態度は他の人と違う感じは描かれてましたが。
シャルス「アリエス、君は王の一人娘、王女セイラのクローンなんだ!」
な、なんだって~!
過去の嘘話では平民だったセイラでしたが、実は王女でした。
声がアリエスと一緒だったのは、やっぱり意味がありましたね。
シャルスの過去
シャルスはアリエスの付き人として生活をしていたそうで。
自分の父親の若い姿が付き人として一緒にいるってどんな感覚なんでしょうね。
セイラ自体はクローンについて否定派だったようですが、
勝手に細胞が採取されてクローンが誕生。
いや、怖すぎるでしょ。
そのクローンは、代理母である侍女のエマに託されてヴィクシアを離れて育てられた。
なるほど~、親子間で問題がある人物ばっかりだったこのグループで、
アリエスの母親だけ子供に対する態度が違ったのはそういう事だったのか。
アリエスの名付け親セイラ。
由来は、セイラ(SEIRA)をアルファベットで逆から読んだ名前です。
これは気づきませんでしたねえ。
アニメ初見で気づいた人もいるんでしょうね。
そんなセイラは、惑星キャンプの1年前にシャルスと一緒にいたところを事故に見せかけて暗殺されました。
崖から落とされたという事実は、過去の嘘話の元にはなってるんですね。
この件でシャルスは王によって牢屋の中へ。
シャルスの罪って、セイラと一緒に居ながら事故を防げなかったって事ですか?
暗殺されるような身分の人間を、自由に外歩かせるなし。
カナタの右腕
アリエスは身分を隠されていたのに、B5班に入れられていた理由。
シャルスの話ではセイラを暗殺した一味の仕業だと。
いや、その一味って誰なんだよ一体。
クローンに関わってる人たちの人脈はチート級か!
シャルスがアリエスを連れて帰りたい理由は、
セイラを復活させて王様の喜びを得たいため。
未だに王に縛られてるんかい。
カナタは、シャルスがまだ王のために生きているという事を否定し続け、
遂には顔面パンチ。
他のメンバーもシャルスという個人を認めて、仲間だと思ってくれているようです。
刺客だったとはいえ、あれだけの旅を一緒に過ごしてきたわけですしね。
シャルスに助けられたことも多かったですし。
ただ、それでもシャルスは自分はもう変われないとあきらめモードです。
そして、予備の球体制御装置を取り出したシャルスは、
ここで再び球体を召喚。
このタイミングで全滅させる気?ポリーナ巻き込まれ事故じゃねえか!
と思ったら、球体はシャルスの方へ。
カナタ「シャルスは、死ぬつもりだ!」
この状況を見たカナタは、球体に向かって一直線に走り出しました。
そして、半重力シューズを使い、まさかの球体飛び越え。
身体能力をフルに活かしていく~。
カナタはシャルスを抱きかかえるも、そのまま球体はカナタたちの元へ。
球体を止めようとしたカナタの右腕は球体の中へ吸い込まれ始めました。
それを見たシャルスは、とっさに球体制御装置を停止。
が、それによって球体に吸い込まれていたカナタの右腕が切断です。
切断された右腕だけは宇宙へ放り出され。
球体途中で止めると、そんなことになるのかよ。
痛がるカナタの悲鳴が悲痛すぎる。
謝り続けるシャルスに対して、
カナタ「お前は、俺の、右腕だ」
と、自分の船で一緒に手伝うように言ってきました。
いや、ここまでされてよ?
それでもシャルスを許すとか、カナタさん、聖人君子かよ。
自分が失わせたカナタの右腕を、今度はシャルスが担う。
なんだよ、もう仲間以上の関係になってるじゃねえか。
次回の最終回は1時間スペシャル。
長かった旅もようやく終わりですか。
どういう結末を迎えるのか。
次回、「彼方のアストラ」最終話(第12話)は1時間スペシャルです‼
ぜひ、B5班の旅を最後まで見届けてください‼
どうぞお見逃しなく。#astra_anime pic.twitter.com/zLjJau4Qfy
— TVアニメ「彼方のアストラ」公式 (@astra_anime) September 12, 2019